海外FXのリスクと危険 リスクが高い口座

海外fx リスク

「海外FXってどんなリスクがあるの?」

「危険な詐欺業者について知りたい」

「海外FXにはどんなことに気を付けるべき?」

海外FXは国内FXと比べてレバレッジが高く、ボーナスも豊富で魅力的な部分もあります。

ただ、海外FX業者は日本では見えない部分も多いので、リスクや危険性について心配している人も多いと思います。

このページでは海外FXのリスクと危険性について検証して行きますので、参考にしてください。

 

海外FXのリスクと危険

海外FXは以下のような6つのリスク・危険性があります。

海外FXのリスクと危険なところ
  • レバレッジが高い
  • 日本の金融庁登録が無い
  • 信託保全が無い業者が多い
  • 税金が高い(雑所得)
  • 出金に時間がかかり、手数料が高い
  • 詐欺業者が一部いる

これらのリスク・危険について、順番に詳しく解説します。

 
レバレッジが高い

ほとんどの海外FX業者では、最大レバレッジが高く設定されています。

レバレッジが高いので、資産が増えやすい反面、資金を失いやすいデメリットがあります。

また、証拠金の少ない状態でハイレバレッジのトレードをすると、ロスカットされる可能性が高くなります。

レバレッジは口座開設時に最大レバレッジを選択できるので、心配な人は低いレバレッジで設定しておきましょう。

海外FX業者 レバレッジ
FBS 3000倍
GemForex 1000倍
Hotforex 1000倍
XM 888倍
TitanFX 500倍
LAND-FX 500倍
Tradeview 500倍
Axiory 400倍
iFOREX 400倍

ハイレバレッジでトレードする場合は、資金管理を徹底して行いましょう。

 
日本の金融庁登録が無い

海外FX業者は、日本の金融庁に登録がなく、海外の金融庁許可を取って日本で運営をしています。

海外FX業者は日本での運営を金融庁から許可された訳ではなく、「海外在住の日本人向けへの運営」という建前で日本への運営をしている形です。

日本の金融庁は海外FX業者を許可しておらず、金融庁ホームページで海外業者の警告を行っています。

ただ、海外FX業者を使ったからと言って処罰があるわけではないので、グレーな状態がずっと続いている状態です。

 
海外FX業者が日本で金融庁許可を取らない理由

海外FX業者が日本で金融庁許可を取らないのは理由があります。

海外業者が金融庁許可を取らない理由
  • レバレッジを25倍にしなければならない
  • ゼロカットは禁止、追証請求をしなければならない

これらのルールを避けるために、あえて海外FX業者は日本の金融庁に登録しないのです。

「日本の金融庁の登録が無い海外FX業者は危険というわけではない」ということを覚えておきましょう。

海外FX 国内FX
金融庁許可 無登録 登録済

 

信託保全が無い業者が多い

信託保全とは?
信託保全は海外FX業者が万が一、倒産した時に、トレーダーの資金を補償する仕組みです。
通常は信託銀行にトレーダーの資金を入れて、万が一の時に全額補償されます。

国内FXでは信託保全は義務付けられていますが、海外FX業者は信託保全の義務がありません。

全額補償の海外FX業者もありますが、上限ありの信託保全の業者や、信託保全のない業者もあります。

万が一のことを考えて、信託保全のある海外FX業者に登録しておきましょう。

主要な海外FX業者の、信託保全の有無や内容は、以下の通りです。

海外FX業者 補償内容
XM 1人100万ドルまでの補償
Axiory 全額信託保全
GemForex 信託保全なし
Tradeview 1人35,000ドルまで補償
iFOREX 信託保全なし
TitanFX 全額信託保全
FBS 信託保全なし
LAND-FX 信託保全なし

海外FX業者は国内のように常に情報が流れてくる訳ではないので、万が一に備えて補償のある業者を選ぶと良いでしょう。

 
税金が高い(雑所得)

海外FXは国内FXと税区分が違い、雑所得の累進課税(所得が多いほど税金が高くなる)となっています。

税金で考えると海外FXは不利になります。

税金対策の方法はいくつかありますが、海外FXでたくさん稼いだ場合は、しっかりと税金対策をしましょう。

海外FX 国内FX
税金 累進課税 申告分離課税

 
出金に時間がかかる・手数料が高い

国内FXの出金は手数料無料で即日もしくは翌日出金が多いと思います。

海外FXは出金方法によっては出金に時間がかかり、手数料も2500円~5000円ほどかかる方法もあります。

利益が出た場合は、手数料の高い「海外銀行送金」になる業者が多いです。

海外FX 国内FX
出金時間 即日~5営業日 即日・翌日
出金手数料 0円~5000円 無料が多い

 
詐欺業者が一部いる

顧客から資金を騙し取る悪徳業者が、海外FXでは数多く確認されています。出金拒否を繰り返したり、自動売買ソフトを購入させて資金を騙し取ったりなど、手口は様々です。

詐欺業者の情報をあらかじめ収集して、そのような危険性のある業者には気を付けましょう。次の項目で、詐欺業者かどうか調べる方法をご紹介しています。

 

海外FX リスクと危険の高い口座

リスク・危険性が高い口座を紹介します。ここでは、「FPA」という海外のサイトで紹介されている、各業者のレビューを参考に解説していきます。

このFPA(Forex Peace Army)は、世界でも一番大きくて有名な海外FXの口コミサイトの一つです。

点数制でそれぞれが評価されており、海外FX業者の評判が分かります。このFPAの素晴らしい点は、実際に私たちの様なトレーダーの生の声が集まっているという事です。

情報は多いに越したことはありませんね。このレビューを比べて、悪徳業者には手を出さないようにしましょう。

海外FX業者 FPAの点数 リスクと危険
FxPro 2.682点 口座凍結、入金が反映されない、レート操作、利益を出すトレーダーの締め出し
FXDD 1.768点 追証請求あり、約定拒否、レート操作、出金拒否
IronFX 詐欺業者 出金拒否、口座凍結
is6com 1.851点 出金拒否
Instaforex.com 詐欺業者 出金拒否
YouTradeFX 詐欺業者 出金拒否
SimpleFX 2.2点 利益の帳消し、出金拒否

気になる海外FX業者がいたら、一度調べてみましょう。
Fore Peace Army公式サイト

この検索ボックスに、調べたいFX業者の名前を入力しましょう。今回は、FxProで検索してみましょう。

下の方にスクロールすると、実際のカスタマーレビューが書かれています。

返金を要求したら、勝手にアカウントが閉じられて、入れていたお金もそのまま持っていかれてしまった

と書かれているレビューもあります。

ただ、ここに書かれている事ばかりを鵜呑みにするのではなく、他の口コミウェブサイトなども活用して様々な情報から総合的にどのFX業者を選ぶのか判断しましょう。

ここで載せた業者は、利用しないようにしましょう。

 

海外FXのリスクと危険まとめ

今回は、「海外FXのリスクと危険」についてご紹介しました。

海外FXの注意点
  • レバレッジが高いので、資金管理を徹底しましょう
  • 日本の金融庁登録が無い(ただし、登録しない事情がある)
  • 信託保全の有無についてよく調べましょう
  • 税金が高い(損失分は税率に換算されない)
  • 出金に時間がかかり、手数料が高い

注意点をまとめてきましたが、リスクがある反面、メリットも沢山ある海外FXで取引をするのは、十分に価値があります。

気を付けるべき点はしっかりと押さえて海外FX業者選びをしましょう!

 
【関連記事】