海外FXはどの業者が安全で信頼できるか?の判断が非常に難しいです。
会社が海外にあり、日頃ニュースが入ってくることも無いので、判断するための情報が少ないと思います。
ここでは「安全な海外FX業者」を7つのポイントで判断して行きます。
倒産リスクの少ない、倒産しても資金が補償される、不正取引の無い、出金トラブルの無い、安心して使える業者を見つけましょう。
海外FX業者 | ![]() |
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---|---|---|---|
ライセンス | セーシェル(FSA)他14種類 | ベリーズ(IFSC) | ケイマン諸島(CIMA) |
信託保全 | 最大100万ドル | 全額信託保全 | 最大3万5千ドル |
運営期間 | 2009年~ | 2011年~ | 2004年~ |
FPA評価 | 3.274点 | 3.524点 | 3.874点 |
DD/NDD | NDD | NDD | NDD |
追証 | 追証なし | 追証なし | 追証なし |
日本語 | ◎ | ◎ | △ |
- 安全な海外FX業者を判断する方法が分かる
- 安全性の高い海外FX業者が分かる
海外FX業者の安全と信頼性について
安全な海外FX業者を見極めるポイントは以下の7つです。
- 厳しい金融ライセンスを取得しているか?
- 信託保全(補償)はあるか?
- 運営期間
- 海外FX業者の口コミサイトFPAの評価
- NDD方式か?・DD方式か?
- 追証無しのゼロカットか?
- 日本円・日本語対応・日本人スタッフに対応しているか?
1つ目~3つ目は「倒産リスク・補償の判断」
4つ目~6つ目は「詐欺業者で無いかの判断」
7つ目は「私たち日本人向けのサイトかの判断」を見て行きます。
7つ目の「日本円・日本語対応・日本人スタッフに対応しているか?」は、その海外FX業者がどれだけ日本に対して真剣にサービスを提供しようとしているか?という判断も出来ます。
すぐ撤退するつもりの業者には大切な資金を預けることも出来ないと思います。
総合的に優れた海外FX業者を判断して行きましょう。
海外FXの安全 ライセンス
海外FX業者はさまざまな国のライセンスを取得していますが、「ライセンスを持っていれば良い」ということはありません。
ライセンスによっては、取得が非常に難しく、維持するだけでも大変なライセンスもあります。
厳しいライセンスは持っているだけでも「安全性が高い」と判断できるものも多いので、難易度の高いライセンスを知っておきましょう。
【イギリスFCAライセンス】
参照:FCAライセンス
イギリスFCAライセンス(金融行為規制機構【Financial Conduct Authority:FCA】)は最もライセンスの取得が難しい金融ライセンスです。
顧客資金と運営資金の分別管理はもちろんのこと、投資家を保護するための規則を厳格に定めており、出金の遅延も認められていない、非常に厳しいライセンスです。
定期的に経済状況や顧客資金・運営資金の内訳などの提出を求めていて、取得・維持が難しい金融ライセンスです。
FCAにはCASS(顧客資金取扱規定)という顧客資金の保護に関する取り決めがあるのも特徴です。
万が一業者が運営不可能な状態になっても、CASSの規定の下でトレーダーに資金を返すように命じられます。
CASSでは、万が一金融機関が破綻した場合でも、顧客の資産を迅速に顧客に返還するために、金融機関が顧客資産を自己勘定として使用することを禁じる他、金融機関に顧客資金の名義、資金の保管およびすべての取引について、記録を保持することを義務付ける等、顧客資産の分別管理について規定している。
参照:顧客保護の観点から見たグローバル市場における規制動向
FCAライセンス取得業者 | ||
---|---|---|
XM | LAND-FX | Hotforex |
【キプロスCySecライセンス】
参照:CySecライセンス
キプロスCySecライセンス(キプロス証券委員会【CySEC・サイセック】)はイギリスFCAライセンスの次に厳しいと言われている金融ライセンスです。
キプロスはヨーロッパの東側にある小さい島の国ですが、CySECは日本の金融庁以上に厳格な判断を行う機関の一つです。
CySECに認可を受けている会社は、ICF(投資家補償基金)と呼ばれる補償機関のメンバーになることが義務づけられています。
ICF加盟会社が顧客への資産返金が行えない場合、最大2万ユーロ(約260万円)の補償が付いています。
CySecライセンス取得業者 | ||
---|---|---|
XM | iFOREX | FBS |
上記の2つを取得しているからと言って、完全に安全とは言えません。
CySECを取得していたIronFXという業者は顧客との間で出金トラブルを起こしていて、CySECから335,000ユーロ(4,355万円)の罰金を命じられています。
ただ、これらの金融ライセンスを取得していることによって、補償を受けることが可能です。
複数のライセンスを取っている海外FX業者は、「どのライセンスを日本に使っているか」が大切です。
たくさんのライセンスを取得しているXMも日本の営業にはセーシェル(FSA)を使用しています。
XMはイギリス(FCA)やキプロス(CySEC)を取得していますが、「日本には適用されない」ため、ライセンスの意味はありません。
ただ、「ライセンスを取得できるほどの安全性のある会社」としての認識は出来ます。
海外FX業者によっては、「あえて」マイナーなライセンスを日本向けに使用していることもあります。
過去に、オーストラリアライセンス(ASICS)を取得している海外FX業者(AxiTrader・Pepperstone・Thinkforexなど)が一斉に日本市場から撤退を余儀なくされたこともあります。
日本の金融庁は日本のライセンスをとらずに営業を続ける「海外FX業者」を良く思ってなく、「海外の金融庁に撤退を求める可能性」があるため、「日本からの撤退を恐れて」マイナーライセンスを使用している業者があります。
海外FX業者のライセンス取得状況
海外FX業者 | 日本向けライセンス | その他の取得ライセンス |
---|---|---|
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セーシェル(FSA) | イギリス(FCA)・キプロス(CySEC)など14種類 |
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ベリーズ(IFSC) | – |
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バヌアツ(VFSC) | バヌアツ(VFSC) |
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セントビンセント及びグレナディーン諸島(FSA) | キプロス(CySEC)、ベリーズ(IFSC) |
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セントビンセント及びグレナディーン諸島(FSA) | FCA、DFSA、FSCA、FSA、FSB |
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ケイマン諸島(CIMA) | – |
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– | イギリス(FCA)、ニュージーランド(FSP) |
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英領バージン諸島(BVIFSC) | キプロス(CySEC)、ハンガリー(MNB) |
FBSやHotforexの「セントビンセント及びグレナディーン諸島の法人登録」は金融庁が無く、法人登記のみでFXのサービスを運営できます。
金融庁の審査等が無いため、信頼性には少し乏しくなってしまいます。
1つしかライセンスを持っていない海外FX業者は、何かあった時のリスクは高めと言えるでしょう。
海外FXの安全 信託保全(補償)
海外FXの安全は信託保全(倒産した時の資金の補償)は非常に大切です。
信託保全を語るうえで、「分別管理」という言葉も良く出てくるので、簡単に紹介します。
信託保全は「顧客から預った資金」と「海外FX業者の運営資金」を別々の銀行口座で管理し、顧客資金を信託銀行などに管理させ海外FX業者の運営資金には使えなくするという資産管理方法
参照:安心の信託保全システム(FXプライムbyGMO)
分別管理は「顧客から預った資金」と「海外FX業者の運営資金」を別々の銀行口座で管理することで、顧客資金を海外FX業者の運営資金には使わないという資産管理方法
参照:分別管理(日本証券業協会)
この手のことを海外FX業者に質問すると、業者は「分別管理しているから大丈夫」と言います。
しかし「海外FX業者が倒産した場合、顧客資金も債権者に取られてしまう可能性」があるので、信託保全の方が安心できるでしょう。
日本向けライセンスで、イギリス(FCA)やキプロス(CySEC)を使っている業者は信託保全が付いていますが、他のライセンスの業者は個別に信託保全を付ける必要があります。
海外FX業者の信託保全・分別管理状況
海外FX業者 | 信託保全 | 分別管理 |
---|---|---|
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信託保全無し | 〇 |
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完全信託保全 | 〇 |
![]() |
完全信託保全 | 〇 |
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信託保全無し | 〇 |
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500万ユーロを上限とする民事賠償保険 | 〇 |
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最大3万5千ドル | 〇 |
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信託保全無し | 〇 |
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信託保全無し | 〇 |
調べた結果、9社中3社は「信託保全無し」という結果でした。
iFOREXは日本での運営が20年を超える老舗ですが、信託保全が付いていないのは残念です。
Axiory・Hotforexなどは、かなり手厚い信託保全が付いているので、安心できるでしょう。
海外FXの安全 運営年数
海外FXの安全は年数が長ければ良い訳ではありませんが、一定の信頼性にはなります。
特に1年以内の業者は、「良い業者なのか悪い業者なのか」分からない状態なので、使うのを控えた方が無難でしょう。
海外FX業者 | 設立 |
---|---|
XM | 2009年 |
Axiory | 2011年 |
TitanFX | 2014年 |
FBS | 2009年 |
Hotforex | 2010年 |
Tradeview | 2004年 |
LAND-FX | 2013年 |
iFOREX | 1996年 |
運営期間はiFOREXが20年以上、次にTradeview、その次にXM・FBSとなっています。
TradeviewやFBSは日本向けのサービスに積極的でなかったため、知名度はXMよりも低くなっています。
運営期間が長ければ良いわけではありませんが、一定の信頼感はあるでしょう。
海外FXの安全 海外での評価

海外のFX業者口コミサイトFPA(Forex Peace Army)の評価も参考にできます。
評価には、一定数のサクラやスパム・嫌がらせなどもあると思いますが、「詐欺の会社」には詐欺と表示されます。
FPAの点数も大切ですが、「詐欺業者でないか?」の評価をメインに考えましょう。
【健全な業者の場合】

健全な業者の場合は、このように点数が表示されます。
レビューを読んで、どんな評価を得ているか確認してみましょう。
【詐欺業者の場合】

詐欺業者の場合は、このように「詐欺」と表示されます。
使いたい業者を一度、調べてみると良いでしょう。
海外FX業者 | FPAの点数 |
---|---|
XM | 3.274点 |
Axiory | 3.524点 |
TitanFX | 評価なし |
FBS | 2.879点 |
Hotforex | 3.877点 |
Tradeview | 3.874点 |
LAND-FX | 2.989点 |
iFOREX | 2.102点 |
FPAの評価ではHotforexやTradeviewが非常に良い評価で、Axioryもなかなかの点数でした。
XMは普通程度の評価ですね。
TitanFXは海外ではほとんど営業していないのか、レビューが1件しかありませんでした。
海外FXの安全 DD方式・NDD方式
海外FXでは実際に注文をLPに流しているNDD方式か、注文せずに呑むDD方式かは非常に重要だと考えています。
DD業者は特にボーナスでの出金トラブルが多く、出金拒否や口座凍結・不利な約定などの処置もよく聞きます。
このようなトラブルは「トレーダーが不正取引をしたとDD業者が判断したら」このような処置を受けてしまいます。
変にケチを付けられて出金拒否になるよりは、NDD業者に登録しておいた方が無難でしょう。
NDD方式

NDD方式は顧客(トレーダー)の注文をそのままインターバンクに発注する方式です。
取引手数料のみが利益となり、透明性の高いのが特徴です。
- 取引手数料のみで利益を上げているため、透明性が非常に高い
- 不正行為が無い(出金拒否・口座凍結・ストップ狩り・不利なスリッページ・故意のレート変更など)
- スキャルピングOK・自動売買OK・両建てOK
- 取引手数料が高くなりがち
NDD方式の海外FX業者 | |||
---|---|---|---|
XM | Axiory | Tradeview | TitanFX |
Hotforex |
DD方式

DD方式は顧客(トレーダー)の注文をLPに全て注文する訳ではなく、別のトレーダーとの注文を相殺したり、逆ポジションの注文をLPに流すなどの「呑み方式」を取っています。
顧客の注文をインターバンクに通さない理由は「9割が負けるから」です。
「負けると分かっていれば、わざわざ注文する必要ないでしょ!?」というのがDD業者のやり方です。
注文をインターバンクに通さないので、顧客が負ければ利益が出て、顧客が勝てば損失が出ます。
DD方式の不正行為に注意
DD方式の注意点は「顧客が勝っては困るため、顧客が勝てないように不正行為をしている」ということです。
DD業者は顧客が勝ちやすいスキャルピング・自動売買ツールの使用を禁止したり、ボーナスで出た利益の出金拒否・口座凍結・ストップ狩り・不利なスリッページ・故意のレート変更など、様々な不正行為を行っています。
すべてのDD業者がこれらの行為を行っている訳ではありませんが、顧客とのトラブルがある会社はDD業者の方が多いです。
- 取引手数料が安い・低スプレッド
- 禁止事項が多い
- 顧客とのトラブルが多い
- 不正行為が多い(出金拒否・口座凍結・ストップ狩り・不利なスリッページ・故意のレート変更など)
- スキャルピングNG・自動売買NG・両建てNG
DD方式の海外FX業者 | |||
---|---|---|---|
LAND-FX | iFOREX | GemForex |
国内FXの不正行為が嫌で海外FXに来た人も多いと思うので、NDD業者に登録しておくのをおすすめします。
海外FX業者 | NDD/DD |
---|---|
XM | NDD |
Axiory | NDD |
TitanFX | NDD |
FBS | NDD |
Hotforex | NDD |
Tradeview | NDD |
LAND-FX | DD |
iFOREX | DD |
GemForex | DD |
DD業者は「ボーナスが多い」のがメリットですが、正しく取引しないと出金拒否となり、ボーナスで得た利益が出金できません。
ボーナスに誘われてひどい目に合う人も多いので、NDD業者にしておくと良いです。
海外FXの安全 ゼロカット(追証なし)か

海外FXではほとんど全ての業者が「追証無しのゼロカットシステム」を採用しています。
国内FXのように追証になれば、利益どころか借金となってしまいますが、海外FX業者が損失をカバーしてくれます。
海外FXのメリットの一つでもあります。
海外FX業者 | ゼロカットの有無 |
---|---|
XM | ゼロカット・追証無し |
Axiory | ゼロカット・追証無し |
TitanFX | ゼロカット・追証無し |
FBS | ゼロカット・追証無し |
Hotforex | ゼロカット・追証無し |
Tradeview | ゼロカット・追証無し |
LAND-FX | ゼロカット・追証無し |
iFOREX | ゼロカット・追証無し |
海外FXの安全 日本人向けか
日本円・日本語対応・日本人スタッフがいるかどうかは私たち日本人にとっては安心感につながります。
サイトが日本語になっている、メールで質問しても日本語で返ってくるというのは抵抗感も少なく取引ができます。
日本向けのサービスを提供しているかは、海外FX業者がどれだけ日本に対して真剣にサービスを提供しようとしているか?という判断も出来ます。
すぐ撤退するつもりの業者には大切な資金を預けることも出来ないと思います。
海外FX業者 | 日本円 | 日本語 | 日本人スタッフ |
---|---|---|---|
XM | 〇 | 〇 | 〇 |
Axiory | 〇 | 〇 | 〇 |
TitanFX | 〇 | 〇 | 〇 |
FBS | × | 〇(直訳感あり) | 〇 |
Hotforex | × | 〇(直訳感あり) | 〇 |
Tradeview | △(一部日本円非対応) | △(一部のみ日本語) | 〇 |
LAND-FX | 〇 | 〇 | 〇 |
iFOREX | 〇 | 〇 | 〇 |
海外FXの安全・信頼性の高い取引できる海外FX業者
ここでは海外FX業者別に安全性を評価して行きます。
XMの安全・信頼性
参照:XM
ライセンス | 信託保全 | ゼロカット | 設立 |
---|---|---|---|
セーシェル(FSA) | AIG保険100万ドル | 〇 | 2009年 |
日本人スタッフ | 円口座 | FPAの点数 | DD/NDD |
〇 | 円口座あり | 3.274点 | NDD |
XMは全体的に非常に優秀な海外FX業者です。
セーシェル(FSA)ライセンスで日本の営業をしていますが、イギリス(FCA)、キプロス(CySEC)など15種類のライセンスを持っています。
100万ドル(約1億円)の補償も付いているので、まず安心して取引できる業者と言えるでしょう。
Axioryの安全・信頼性
参照:Axiory
ライセンス | 信託保全 | ゼロカット | 設立 |
---|---|---|---|
ベリーズ(IFSC) | 全額信託保全 | 〇 | 2011年 |
日本人スタッフ | 円口座 | FPAの点数 | DD/NDD |
〇 | 円口座あり | 3.524点 | NDD |
Axioryは低スプレッドのスキャルピングができる海外FX業者です。
信託保全は全額補償付きで、FPAの点数も非常に高く、海外でも優秀な評価です。
ボーナスは期間限定のキャンペーンしか無いですが、NDD方式として非常に優秀なのでおすすめです。
TitanFXの安全・信頼性
参照:TitanFX
ライセンス | 信託保全 | ゼロカット | 設立 |
---|---|---|---|
バヌアツ(VFSC) | 信託保全なし | 〇 | 2014年 |
日本人スタッフ | 円口座 | FPAの点数 | DD/NDD |
〇 | 円口座あり | 3.5点 | NDD |
TitanFXは日本では非常に評価の高い海外FX業者ですが、信託保全がないので、万が一の時が心配です。
海外にはほとんど営業をしておらず、日本がメインの業者です。
NDD方式でトラブルも聞かないので、まずは安心できるでしょう。
iFOREXの安全・信頼性
参照:iFOREX
ライセンス | 信託保全 | ゼロカット | 設立 |
---|---|---|---|
英領バージン諸島(BVIFSC) | 信託保全なし | 〇 | 1996年 |
日本人スタッフ | 円口座 | FPAの点数 | DD/NDD |
〇 | 円口座あり | 2.102点 | DD |
iFOREXは1996年から運営している老舗業者ですが、DD方式を採用しているのと、FPAの評価が非常に低いのが心配点です。
日本国内では不正の報告もなく評価が高いですが、海外では評価がイマイチのようです。
億を超える出金もできている報告があるので、まず問題ないでしょう。
Tradeviewの安全・信頼性
参照:Tradeview
ライセンス | 信託保全 | ゼロカット | 設立 |
---|---|---|---|
ケイマン諸島(CIMA) | 最大3万5千ドル | 〇 | 2004年 |
日本人スタッフ | 円口座 | FPAの点数 | DD/NDD |
〇 | 円口座あり | 3.874点 | NDD |
Tradeviewは評価の非常に高い海外FX業者で、入金額が高いため上級者や法人がよく使っています。
不正行為の報告は一切なく、国内、海外ともに評価が高いです。
安全性はNo.1と言える海外FX業者です。
Hotforexの安全・信頼性
参照:Hotforex
ライセンス | 信託保全 | ゼロカット | 設立 |
---|---|---|---|
セーシェル(FSA) | 500万ユーロの民事賠償保険 | 〇 | 2010年 |
日本人スタッフ | 円口座 | FPAの点数 | DD/NDD |
〇 | 円口座なし | 3.877点 | NDD |
Hotforexはボーナスが豊富なイメージが強いですが、スプレッドも狭く、不正報告もない安心の海外FX業者です。
海外の評価もTradeviewに並んで非常に良く、まず安全と言って良い業者です。
FBSの安全・信頼性
参照:FBS
ライセンス | 信託保全 | ゼロカット | 設立 |
---|---|---|---|
バヌアツ(VFSC) | 信託保全なし | 〇 | 2009年 |
日本人スタッフ | 円口座 | FPAの点数 | DD/NDD |
??(以前は日本人いたが、今は外国の担当者) | 円口座あり | 2.879点 | NDD |
FBSは運営が長いですが、日本へのサービスにあまり力を入れていなかったため、知名度が低めです。
ただ、業界最大級のハイレバレッジ・ボーナスがあり、魅力の大きな海外FX業者です。
信託保全はなく、公式サイトも直訳感が残るので、もうちょっと日本に力を入れて欲しいところです。
LAND-FXの安全・信頼性
参照:LAND-FX
ライセンス | 信託保全 | ゼロカット | 設立 |
---|---|---|---|
イギリス(FCA) | 最大5万ユーロ | 〇 | 2013年 |
日本人スタッフ | 円口座 | FPAの点数 | DD/NDD |
〇 | 円口座あり | 2.989点 | DD |
LAND-FXは最高峰のライセンス、イギリス(FCA)を取得し、信託保全も650万円ほどの補償も付いていますが、DD業者というのが一番の心配点です。
入金ボーナス50万円が付いていますが、「不正行為」と見なされないように、怪しい取引はやめておきましょう。
GemForexの安全・信頼性
参照:GEMFOREX
ライセンス | 信託保全 | ゼロカット | 設立 |
---|---|---|---|
ニュージーランド(FSP) | 信託保全なし | 〇 | 2010年 |
日本人スタッフ | 円口座 | FPAの点数 | DD/NDD |
〇 | 円口座あり | 記載なし | DD |
GemForexはボーナスの豊富さとレバレッジの高さで人気を誇り、今はAxioryを抜いてNo.2の人気を誇ります。
ただ、安全性を見ると疑問な点が複数あり、公式サイトでは「信託保全あり」と書いてありますが、よく読むと分別管理の内容になっています。
日本への運営がメインになるのでFPAの評価記載がなく、DD方式なのでルールがいろいろ厳しいです。
海外FXはライセンスを取得していても、日本国内からは正式に認められていないためご注意ください。
海外FXの安全まとめ
海外FX業者 | ![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|
ライセンス | セーシェル(FSA)他14種類 | ベリーズ(IFSC) | ケイマン諸島(CIMA) |
信託保全 | 最大100万ドル | 全額信託保全 | 最大3万5千ドル |
運営期間 | 2009年~ | 2011年~ | 2004年~ |
FPA評価 | 3.274点 | 3.524点 | 3.874点 |
DD/NDD | NDD | NDD | NDD |
追証 | 追証なし | 追証なし | 追証なし |
日本語 | ◎ | ◎ | △ |
7つのポイントで安全性を見ると、これら3つの業者が全体的に優秀と言えるでしょう。
現時点では非常に優秀ですが、今後も優秀であり続けるとは限りません。
定期的にFPAをチェックしたり、海外FXのブログなどで新しい情報を入手しておくようにしましょう。
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